知っておくと良いモデルオーディションTips1-2 | 株式会社エルグアウ
モデルオーディションTIPS(第2回)
株式会社エルグアウ | エルグモデルが長年のモデルキャスティング実績から、モデル事務所として本来のモデルオーディションの理解とオーディション時に効果的なウォーキング・ポージング、流行の理解、アピールポイントの組み立て方、ビジネスマナーなどを解説しています。
1. オーディションの目的を知ろう!
このコーナーでは「どういうモデルがオーディション情報をより多く受け取ることができるのか」、これを理解することの重要性をお話しています。
1. マネージメントに適したモデル
2. 一定のキャリアがあるモデル
3. クライアント評価が高いモデル
4. 積極的なモデル
5. レスポンスの早いモデル
6. クライアントの容姿条件を満たしているモデル
第2回目となる今回はその前編(1〜3)の解説です。
是非、参考にしてください。
1. マネージメントに適したモデル
モデル事務所のマネージャにとって、自分がマネージメントするモデルは、やはり同じ方向を向いて仕事をしてくれる人が良いと思うはずでしょう。
モデル自身も事務所内での行動や、スタッフとのコミュニケーションをしっかりとって、良い関係性をつくっていきましょう。
また、一つ一つのお仕事を大切にしていく上で、現場では常に所属事務所の看板を背負って仕事をしているんだと言う自覚と責任がモデルには必要です。
2. 一定のキャリアがあるモデル
キャリアがあることは、お仕事のオーディションでも有利に評価されますし、なによりも事務所もクライアントも安心してそのモデルを起用することができます。
遅刻や挨拶ができないなどの社会人としてのNG行動も無く、必要十分なスキルで現場をこなし、後日クライアントから褒めてもらえるようなモデルであれば、事務所も自社の顔としてそのモデルを強くプッシュして営業を行うでしょう。
このようなキャリアを積むためにも、前述の通り一つ一つのお仕事を大切にこなして行くことが重要です。
エルグモデルは新人モデルを優先して募集していますが、それは新人のほうが比較的スポンジのように吸収し、積極的にお仕事に取り組もうとする傾向があるからです。
私たちは、その姿勢があればキャリアは自然とついてくると考えています。
いきなり最初からビックコレクションや全国CMなどの大きな仕事は難しいかも知れませんが、そうでない仕事にもたくさんのチャンスや大きな仕事に繋がるきっかけが潜んでいます。
3. クライアント評価が高いモデル
クライアント評価が高いとは、どう言うことでしょうか?
単純に容姿や技術がクライアントの要求するものを満たしているということだけではありません。
現場ではモデルとスタッフ(カメラマン・ヘアメイク・スタイリスト・衣装・照明・音響・映像技術・広報など)がチームとなってお仕事(作品)を作り上げていきます。
その中で大切になってくることは、やはりそれぞれの人間性です。
特に現場ではモデルはこのチームの中心で動くことが多いため、ともすると自分のためにスタッフが動いているかのように錯覚してしまいます。
モデルもその他のスタッフと同様、その仕事のプロフェッショナルの一人に過ぎません。
そう言う謙虚な気持ちで仕事を進めて行けば、自然と会話のニュアンスや空気を読むといった気持ちになれるはずです。
へり下る必要はありませんが、お互いプロであるという自負と相手に対する敬意をもって、挨拶・礼儀・コミュニケーションを深めていきましょう。
次回は後編(6〜8)の解説です。
お楽しみに!
- オーディションの意味目的の理解
(事務所オーディションと仕事オーディション) - 効果的なエントリーの仕方
- 私たちの考える第一印象
(モデルとしての自己アピール) - 初心者こそ受かるポイント
(基本はやはりウォーキング)
(オーディション中の得点ポイント)