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知っておくと良いモデルオーディションTips1-3 | 株式会社エルグアウ

モデルオーディションTIPS(第3回)

 

株式会社エルグアウ | エルグモデルが長年のモデルキャスティング実施実績から、モデル事務所として本来のモデルオーディションの理解とオーディション時に効果的なウォーキング・ポージング、流行の理解、アピールポイントの組み立て方、ビジネスマナーなどを解説しています。

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1. オーディションの意味目的の理解

(後編)

このコーナーでは「どういうモデルが優先的にオーディション情報を受け取ることができるのか」、これを理解することの重要性をお話しています。
 
1. マネージメントしやすいモデル
2. 過去に一定のキャリアがあるモデル
3. クライアントうけが良いモデル
4. 積極的なモデル
5. レスポンスの早いモデル
6. 事務所の意向を理解してくれるモデル
7. クライアントの容姿条件を十分満たしているモデル
8. 一定の時間融通が効くモデル
 
第3回目となる今回はその後編(6〜8)の解説です。
何か新しい気づきがあるといいですね。 

尚、今回お話する6〜8に関してはモデル事務所と所属モデルの理解によって回るお仕事の例です。必ずしもそうしないと仕事ができないということではありません。あくまでも、お仕事の選択権はモデル自身にありますので、モデルの仕事がこれらを条件とする趣旨でお話するものではありません。

 

第1回からお読みになりたい方はこちら


 

 6. 事務所の意向を理解してくれるモデル

事務所が営業活動をしていく上で、様々な交渉ごと(ギャラ・日程・仕事内容等)をクライアントとの間で進めていきます。
モデルに仕事を取っていくためには、クライアント側の希望に沿うことも大切な営業活動です。
その中で事務所が自社モデルにもある程度のお願いをすることがあります。
 
1. 繁忙期
いくつかの案件が重なって、モデルキャスティングがとても忙しく回っている時期、つまりモデル業界では秋から年末にかけてと、春先から梅雨明けまでの期間は比較的ファッション撮影やイベント・コレクションが集中するシーズンとなります。
そのような多忙な時期にはいくら大きな事務所でも、対応できるモデルが足りなくなります。
もしくはモデルを大量に必要とする大規模イベントでもモデルが足りない状況が生まれます。
このような場合、モデルにもタイトなスケジュールをお願いすることがあります。
 
2. バラシ・日程延期
モデルのお仕事には前述の通り、モデルとスタッフ(カメラマン・ヘアメイク・スタイリスト・衣装・照明・音響・映像技術・広報など)の大勢の人が関わっています。
特に大きなお仕事ほど多数のスタッフ・技術が組み込まれます。
従って、それなりの人件費も予算の中に組み込まれています。
また、人件費以外にも制作に必要な諸々の経費(衣装・機材・大道具・広告宣伝費など)も発生しています。
このような制作に必要な予算を組込みながら、現場のお仕事は成立していますが、状況によっては、予算オーバーもしくは対費用効果が低いとして、お仕事自体が流れたり(バラシ)、または延期となったりします。
モデルのお仕事の多い事務所ほど、このような大きな案件も数が多いわけで、バラシはよくあることとなります。
こうした状況でも、快くこのバラシを理解し受け入れて、次の仕事に切り替えていくモデルは、その事務所にとって大切な存在となります。

※ バラシ:お仕事をばらすという業界用語

 
3. スポンサー予算の都合でギャラのお願い
上記項目と同じような理由で、制作費そのものがローコスト予算であるため、そのモデルに事務所が設定しているギャラのランクに満たないオファーもあります。
モデルの考え方次第ですが、そんなお仕事も何かの縁、もしくは、その現場で作った自分の評価や信頼関係が、今後の別のお仕事に繋がると考えられるモデルであれば、事務所はその現場に行ってくれたお礼の気持ちも含めて、将来、より多くのお仕事を紹介してくれるでしょう。
 
4. 次の仕事に繋げるための仕事
ギャランティーが発生しないお仕事もあります。
ネームバリューがかなり高いコレクション(海外コレクション)や、ハイブランド・有名雑誌のキーモデルなどの中で、これらのショーに出演したことや、媒体に掲載されたこと自体が、モデルの価値を上げて今後のキャスティング営業に有利と考えられる場合には、ギャランティーが発生しなくともお仕事の打診をすることがあります。

※ このような現場はモデルのキャリアを上げる可能性が高く、そのモデルのギャラはこの仕事以後アップしていきます。

 
キャスティング経験が豊富にあるモデル事務所であれば、モデルに不利と判断される案件は断りますが、信頼できるクライアントで、且つそのクライアントとのお付き合いの中で、今後通常のモデル案件もオファーされる可能性があると判断される場合も事務所は先行投資としてこのようなギャランティーが発生しないお仕事を受けることがあります。
モデルにもそのあたりの事情を十分に説明し、納得してもらった上でお仕事を提供します。
 
少しでも事務所側に立った理解(事務所とモデルの向いている方向が同じ、且つベクトルが揃っている)ができるモデルであれば、事務所との協調によって、そのモデルはさらに多くのチャンスを掴むことができるはずです。
 
 

7. クライアントの容姿条件を十分満たしているモデル 

オーディション時にクライアントから提示される条件には、ギャランティー・スケジュール・キャリアの他に、容姿に関するものが含まれます。
それはクライアントにとって必要最低限の条件であって、合格条件ではありません。
多くのオーディションでは、その条件をはるかに上回るモデルたちが集まります。
初めてのオーディションでは、そのレベルの高さに打ち拉がれて自信をなくしてしまうことでしょう。
元々そう言った容姿に恵まれているモデルもいれば、努力でその容姿を勝ち取ったモデルもいます。
この業界で求められるのは結果です。
プロセスにこだわる必要はありません。
あなたがもしそう考えられる人なら、そのオーディションをきっかけに自分を変えていく前向きな信念と努力が大切です。

 
[事務所のレッスンで変えられるもの]
もし、あなたがO脚で悩んでいるのであれば、それは解決可能な問題かもしれません。
O脚自体を矯正することは難しくても、O脚に見せない歩き方はモデルのウォーキングレッスンなどで改善が可能です。
笑顔がナチュラルに作れない人も、私たちがよく使うコツを掴めば自然とカメラ前で素敵な笑顔を出せるかもしれません。
事務所の各種レッスンには、そのモデルをクライアントニーズに対応させるための様々なヒントが山のようにあります。
レッスンは受けなければいけないのではなく、受けないと損をすると考えるほうがスマートでしょう。
 
[あなたの生活で変えるもの]
自分の生活を「モデルの生活」にシフトすることが大切です。
・ ファッションセンスを磨く。
・ ナチュラルメイクを心がける。
・ 肌荒れに注意する。
・ ダイエット(体に良い食事)の勉強をする
・ 偏ったヘアスタイル、過度なネイルは止める
 
 

8. 一定の時間融通が効くモデル

冒頭でのお話を思い出してください。
私たちの仕事は労働力を提供するという概念ではありません。
時間で区切られたアルバイトやパートでもありません。
クライアントの企画に急遽モデルが必要になった場合は、取引するモデル事務所に急ぎのオーディション情報が入ります。
多くのオーディション情報は1〜2週間前に事前通知があり、これを受けて事務所はモデルにオーディション連絡を入れますが、一定の頻度でこのような急なオーディションが舞い込んできます。
 
「明日15時までに対応可能なモデルのリスト・コンポジをお送りください。」と言った感じです。
 
このタイトなスケジュールに対応できるモデルの存在が、事務所にとってはとても重要です。
同時に、このような急なオーディションに対応できる事務所がクライアント側からも大切なパートナーとして認知されます。
 
また、一度でも現場を経験すると解ることですが、モデルを含めて全てのスタッフは、プロとしての作品を作り上げることを前提に仕事をしていることに気づきます。
仕上げの追い込みはどこまでを良しとするか、スタッフは限られた制作時間の中で、可能な限り良いものを作り上げようと努力をしています。
これもプロとして当たり前のことですが、殆どの仕事は事前に作られたタイムスケジュールによって定刻にお仕事は終了します。
ただ、それでも場合によってはトラブルやアクシデントが発生し、終了予定時間が押してしまうことで、モデルに時間的なお願いをすることがあります。
もちろんビジネスですから、社会常識の範囲内でのお願いですが、それを快く受け入れてくれるモデルは、スタッフの印象も良く、後日リピートのオファーを頂けたり、そのクライアントが持つ別案件でも声掛けされる可能性が高くなります。
 
チームで仕事をするということは、このようなイレギュラーな事態に対して、スタッフやモデルがどれだけ知恵や努力を投資できるかということです。
時間給というメジャーでは理解が難しいモデルの現場ですが、少しでもそのニュアンスが伝われば幸いです。
 


次回のテーマは、いよいよ「好まれるエントリーの仕方」です。
具体的なアクションについて解説していきます。

 

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PAGE THEME
  1. オーディションの意味目的の理解
    (事務所オーディションと仕事オーディション)

  2. 好まれるエントリーの仕方

  3. 私たちの考える第一印象
    (モデルとしての適度な自己アピール)

  4. 初心者らしからぬ振舞い
    (基本はやはりウォーキング)
    (オーディション中の振る舞い)

  5. オーディション後のこれはNG!
ERGMODEL